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『強制わいせつ罪』TOKIO山口達也メンバーが犯した許されない性犯罪

更新日:

強制わいせつ罪の罪の重さ

強制わいせつ罪とは?

刑法176条の条文

山口メンバーの犯した罪は刑法の176条に抵触しています。

刑法176条
13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6ヵ月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

罪刑法定主義の観点から、条文に記載されていない罪は、罪に問えないことになっていますが、今回の事件は哀しいことに、法律にあまり馴染みのない一般の人でも罪だと分かるような典型的な犯罪です。

強制わいせつ罪は非親告罪

強制わいせつ罪は元来、親告罪ででしたが、2017年の刑法改正によって被害者の告訴がいらない「非親告罪」に変更されています。とは言え、親告するかどうかは重要な法的ファクターになりえます。

親告罪というのは被害者等の告訴がなければ裁判ができない犯罪のことです。警察当局は捜査は自由にできますが告訴が無いのに提訴してしまった場合は、「公訴棄却」という判決になり裁判に発展することはありません。

どうして親告罪が採用されているのかと言うと、被害状況が公になった場合の被害者の利益を考慮したものだからです。告訴しない限りは知られたくない、思い出したくもないことを公にすることもありません。そっとして欲しいという被害者側に配慮されたものなのです。

そういう点を考慮した上で、親告されている罪については警察も本気で捜査、起訴をしていく傾向にあります。

類似犯罪

性犯罪は他にも色んな罪を問われます。準わいせつ罪強姦罪準強姦罪集団強姦罪強姦致死傷罪強制わいせつ致死傷罪公然わいせつ罪など様々な類型があります。

どれも性犯罪ですが、被害状況に応じたそれ相応の罪が与えられることにはなっていますが、罰則が軽すぎるとの見解も多く聞かれます。これは致し方ないことで、法律を変えるには国会での審議が必要です。国会の審議までにも様々な道のりや、忖度があります。法律の主要な箇所を変更するのがどれだけ難しいかが分かりますね。

刑法は明治40年代に公布、施行された法律であり、その後ちょっとした改正はあるものの、大きな改正はほとんどありません。ちなみに、罪が重いとされる「強姦罪」ですが、2017年の刑法改正で名称が「強制性交等罪」へと変更されています。被害者を男女問わない形にすることで多くの被害者を救済するのが目的です。

女子高生との交際の危険性

恋愛感情があってもご法度

18歳未満の児童と出会うことは法律で厳しく禁止されていることです。意外に知られていなかったりするわけですが、これを知らずに相手女性の同意があるからと出会っていくと、とんでもない罪に問われることがあります。

犯罪者がよく言ういいわけがあります。「相手もその気でお互い同意した上でエッチをした」などと言うケースがありますが、そもそも、18歳未満の児童というのは、大人に成り切れていないまだ発達段階の子供です。容姿は大人のようでも、考え方や知識もまだ幼稚で色んな犯罪に巻き込まれることが想定されます。

だから、児童を守るための法律が存在するのです。この法律が未成年者、特に18歳未満の児童を守る最後の砦なのです。

未発達の児童を守る法律

児童を守る法律が他にもあります。

各都道府県には、青少年保護育成条例で「何人も18歳未満の青少年に対して淫行またはわいせつな行為をしてはならない」と定めています。

また、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」では、児童買春(援助交際)を規制しています。児童買春とは「児童あるいは児童をあっせんした者などに、対価を供与し、またはその供与の約束をして、児童に対し、性交若しくは性交類似行為をし、又は自己の性的好奇心を満たす目的で、児童の性器等を触り、若しくは児童 に自己の性器等を触らせること」と定義されます。

性犯罪者の特徴

一見普通の人が性犯罪に走る

性犯罪者は何らかの病を抱えていることもあります。幼少期の両親からの虐待、うつ病など色んな病から性犯罪に走る人もいます。

しかし、性犯罪者の約9割が何も病を抱えていない、ごく普通の人なのです。病を抱えているがゆえに、犯罪に走る人は僅か、1割というのには驚きですね。このことから、誰でも性犯罪に走る可能性があることが分かります。

現実の不満を性にぶつける

山口メンバーはアルコール依存症で入退院を繰り返しているのだが、依存症になる人の特徴としては、内向的で表向きは「いい人」を演じていることが多く、その分、心の病を抱えてしまうのです。

山口メンバーはメンバー間での格差に不満を抱いていたとも言われていて、自分の変えることが出来ない立ち位置からアルコール依存へと進んでいったとも言われています。アルコール依存と普段からの鬱憤を晴らすために性犯罪に走ってしまったとも言えます。

法の穴を掻い潜るJKリフレの実態

法律に詳しくなくても何となく危険な香りがする女子高生ですが、違法な女子高生ビジネスも横行しているのです。そんな中でも山口メンバーの淫行はタイミングとしてもとてもまずかったと言えますね…。

違法なJKビジネスが横行

稼げるJKビジネス

近年、東京、大阪等の大都市を中心に女子高校生が個室で男性客に「肩もみ」や「添い寝」などのサービスをする店舗が急増しています。

その背景には、男性からの需要が高く、とにかく稼げるビジネスモデルだということが挙げられます。儲かるので少しくらい違法なことでもいいだろうという心理が働いてしまうのです。

摘発される違法店

このビジネスの実態は、無届店、18歳未満が在籍する違法店や裏オプションなどの過激なサービスを提供している悪質店が横行しています。働く女の子もただお金が貰えるからと気軽な気持ちで働き始める子も多く、実は違法なお店であったと後で分かるケースもあります。

摘発される違法店も多く、児童福祉法違反、児童買春の温床にもなっているJCビジネスと警察のいたちごっこはまだまだ続くものと思われます。

健全なJKリフレでも脱法的

リフレサービスは無許可で営業できる

「JKリフレ」は、風俗店や飲食店ではないので、許可や届出は必要ありません。マッサージ店を開業する場合は、あん摩マッサージ指圧師の国家資格が必要だが、リフレサービスが本来的なマッサージ行為といえるかどうかは曖昧で、従業員が国家資格なしで行っているのです。

「JKリフレ」は風俗店ではないことから、18歳未満の少女を雇用しても風俗営業法違反には原則はならないことになっています。そのために高校を卒業した年齢の女性によるコスプレではなく、18歳未満の女子を含めた本物の女子高生が多く、そのことを売りの一つとしている店もあります。山口メンバーは女子高生に関心がないと言っているが実際のところは本人のみ知る所です。

山口メンバーのTOKIO復帰はあり得ない

TOKIOの存続が危ぶまれている

性犯罪者のメディア露出は絶望的

山口メンバーと被るところが多い、あの山本さんの事件をご存知だろうか。

極楽とんぼの山本圭壱さんの事件です。2006年に未成年者との騒動をきっかけに吉本興業との契約を解除され、表舞台から消え去ってしまいましたね。約10年をかけて何とか戻ってはきましたが、その代償は大き過ぎます。

少女(当時17歳)に性的暴行を加えた容疑で書類送検された事件で、示談が成立し、少女が告訴を取り下げたため、山本さんは不起訴処分とされた事件です。少女の当時の彼氏が山本さんと少女の噂を聞き、それに激怒し、山本さんに「誠意を見せろ」と直接交渉をしていたのだが相手にされず、少女に被害届を提出させたことから警察沙汰になった事件です。

実はその少女は年齢を偽っており、山本さんには非はなかったようです。そういう事情を聞いてしまうと山本さんに同情の余地はありますね。性犯罪がらみの事件ではメディアに戻ってくるのは非常に困難なことだとお分かり頂けるのではないでしょうか。

性犯罪者に需要なし

性犯罪者(容疑も含める)のTVでの需要は全くありません。芸能人のイメージを元に展開されるCMもしかり、TVの露出に不快感を顕わにする女性もとても多いですね。こんな犯罪を犯すような人ではないと思われた山口メンバーの今回の事件は列島を激震させるニュースとなりました。

ジャニーズの後ろ盾がいつまで続くのか分かりませんが、バックについていたとしても、復帰時期は世論による所が大きく、今のところは目途が立っていないというのが現状です。ジャニーズから手を引かれてしまうと、復帰は絶望的なのは確かです。

美人局(つつもたせ)の噂も被害者を苦しめる

美人局とは?

今回の事件は美人局との噂もあります。美人局とは、夫婦が共謀し行う恐喝、詐欺行為のことですが、ハニートラップも類似の類型とされています。今回は女子高生が先のことを考えて山口メンバーを誘ったかどうかは分かりませんが、少なくとも、女子高生に淫らな行為をしてしまった山口メンバーの罪は拭うことは出来ないのです。

被害女性の二重、三重の苦しみ

当事者同士で示談が成立していることと、裁判沙汰になっていないこと、性犯罪であることから、詳細が公にされることはありません。それゆえに、少ない情報の中で色んな憶測が飛んでしまうのはしょうがないことです。

勝手な憶測が被害女性、被害家族を更に苦しめることがあります。被害者なのに更に被害を受けてしまうのも性犯罪の宿命なのです。

TOKIO活動休止、解散の可能性

TOKIO松岡昌宏の「兄ぃ」を慕う姿に泣けます

男気溢れる山口に慕っていないメンバーはいませんでした。最年長、リーダー城島もしかり、最年少、長瀬もしかり。中でも松岡は山口メンバーのことを「兄ぃ」と呼び慕っていました。

しかし、その慕っていた山口メンバーが強制わいせつ罪という重罪を犯してしまい一番心を痛めていることかと思います。その証拠に、4人の会見での松岡は本気で被害者のこと、TOKIOのグループのこと、何よりも山口達也のことを本気で考えているんだって思わせる会見でした。

ご指摘されていた(山口の)「TOKIOにまだ席があるなら帰りたい」という発言を目にした時に、山口の彼の甘ったれた意見はどこから生まれるのかと正直思いました。

おそらく彼は、崖っぷちではなく、自分が崖の下に落ちていることに気づいてなかったのだと思います。そういった甘え、根源はどこから来るのかとずっと考えていました。

TOKIOに帰る場所がある、そんな考えが通るTOKIOなら一日も早くなくしたほうがいいと思いました。

どちらかと言うとTOKIOの中ではチャラいイメージの松岡ですが、一番頼れるのは松岡なんじゃないかってくらいの驚きもあります。会見の松岡を見ると、なんでそんな事しちゃったんだよって私も気持ちのやり場のない悔しい気持ちになってしまいました。

TOKIOとしての活動が難しい理由

事件が起こってしまったからには今まで通りのTOKIOを見ることが出来ないのはしょうがないことです。それほど列島に衝撃が走ったアイドルの事件でした。その理由を考えてみました。

中心は山口達也だった

鉄腕ダッシュの存続も危ぶまれています。番組のメインはやはりダッシュ村時代からの自然に戯れるシーンで、その中で活動的だったのが山口メンバーでした。明らかにTVに移る回数が多くお茶の間を釘付けにしたのも山口メンバーでした。

その山口達也が抜けた穴は他のメンバーが埋めていくしかないのですが、そう簡単に代役は出来ないはずです。他メンバーもそれぞれ個性的で楽しめるのですが、山口達也の味を出す事なんて不可能です。

メンバー5人は家族そのもの

山口メンバーが抜けてしまったTOKIOの活動は実質不可能だと言えます。なぜなら、グループとしての意味がなくなりますし、何よりグループというのは家族そのものです。

普通の家族を想像してみてください。子供の過ちを突き放す親はいませんよね。どんなことがあっても家族は家族なのです。苦しみも喜びも分かち合うのは家族です。

TOKIOも同じで、山口メンバーのことを突き放すことは決してありません。それがTOKIOという人気のグループです。だから国民的なアイドルとして愛されているのです。

次に、活動を再開した時に起こり得る現実問題を考察してみます。音楽活動です。

うわさのキッスの歌詞…音楽活動絶望的

4人でも5人でも音楽活動は自粛せざるを得ない

TOKIOは4人でも歌手として音楽を続けていって欲しいという声がありますが、実際に再開はあるのかと問われれば、絶望的だと言えます。

なぜなら、ベースの山口メンバーが抜けたのも大きな理由ですが、それ以上にTOKIOの代表曲の「うわさのキッス」が歌えない現実があるからです。

ライブで代表曲を歌えないとなると音楽活動は停止するしかありませんし、1曲を外して歌うのも違和感ありありです。

それにみんなの頭に鮮明に残っている山口メンバーのベースを弾く姿は本人がいなくても忘れることが出来ないし、色んな光景を思い出させてしまうのです。それだけ山口メンバーの存在感というのはTOKIOを支えていたのです。

情熱的な歌の歌詞が仇となる

TOKIOの歌は情熱的な歌が多く、今回のわいせつ行為を連想させるような曲が多いのです。

うわさのキッス」の歌詞を見ていくことにします。

うわさのキッスをあげる
情熱キッスを君に
胸さわぎ[いつまでも]
さめない[さめない]
夢の中へ稲妻が走る空 どしゃ降りの真夜中に
Shopのシェードに隠れて流れてくクルマをみてた君が思うより[よりも]
いい加減なヤツじゃない だけど
帰さない こわしたい
わるいウルフでかまわない
…マジだから
[イェイ イェイ イェイ]以下省略

少し悪びれた、ワイルドな男性をイメージさせる「うわさのキッス」ですが、TOKIOの3作目のシングルでオリコン習慣シングルチャートで2位になった代表曲です。

歌詞を見て頂くと明らかに被害者の心情を考えると歌うことなんて出来ませんよね。これが歌えるようになるにはとても長い年月が必要なのは言うまでもありません。活動再開したところで歌も歌えないとなるとファンとしては絶望感しかないです。

今回の事件の本当の背景

2008年5歳年下の元モデル高沢悠子さんと結婚し、二人の子供(男児)にも恵まれ幸せを掴んだかに誰もが思っていた。しかし、山口は8年間連れ添った妻と2016年に離婚することになる。

離婚当初は「離婚したあとのほうが、家族との関係がよくなったんだ。子どもとはいつでも会えるし、本当にそれが楽しみなんだ」ところが昨年秋ごろから山口の表情に陰が見えるようになったと、あるテレビ局関係者は話す。

「たびたび『なかなか子供たちに会えなくなっちゃって』と漏らすようになったんです。理由は聞きませんでしたが、関係が悪くなったとかではなく、単にいろいろ環境に変化があっただけのようです。それが今年の年明け早々に、子どもさんたちとゆっくり過ごす時間が持てたそうなんですよ。とても嬉しそうに話していたのが印象的でした」(芸能関係者)

だが、そんな子どもたちとの楽しい時間はあっという間に過ぎてしまったようだ。そして今年1月、山口はアルコールが原因で体調を崩し、長い入院生活を送ることになったのは、すでに報じられているとおり。2月に退院して、再びひとり暮らしのマンションに戻ったその日、山口は焼酎1本を開け、被害者女性の携帯に電話をかけた。

自身の謝罪会見で「席があればTOKIOに戻りたい」と話していた山口。だが、その望みは叶わなかった。(出典:女性自身)

子供との別れ、家族との訣別、そういう孤独が彼を変えてしまったのだろうか。男って一度壊れると止まれないところがありますよね。同性として明日は我が身だと思ってしまいます。

活動休止、解散があるのは辛いことですが、それだけ社会への影響力のあるグループだからこそのけじめも必要なのだと思います。

私もTOKIOが大好きです。SMAP解散のような哀しい出来事がまた起こると思うと寂しくて仕方ありません。

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