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生活

【闇金融は地獄の入口】借りてしまうと絶対に返せない年利が鬼畜過ぎてヤバい話

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ギャンブルで借金地獄、挙句の果てに闇金に手を出してしまった

若い頃ってあと先考えずに心地いい方へと流れてしまうもので、若気の至りともいいます。

私もそんな一人で、スロットにハマってしまい、消費者金融にお金を借りてはスロットを打っていました。そして、最後は闇金にまで手を出してしまったのです。

悲惨な生活ぶりを包み隠さず話そうと思います。なぜなら、二度と私と同じように闇金地獄で苦しむ被害者が出て欲しくないからです。

スロットで1日で100万勝ち

当時、パチスロが4号機の全盛期で老若男女問わずみんながパーラー店に入り浸っていました。私もパチスロの魅力に魅了された一人で、仕事なんてしなくても生きていけるなんて馬鹿な夢を抱いていたのです。

ミリオンゴッドで一撃100万円

4号機を語る上で最も衝撃的な台が、初代ミリオンゴッドでした。この台はゴッド図柄が揃うと、それだけで10万円分のコイン獲得が確定してしまう超破天荒な台でした。

そういうギャンブル性の高い、射幸心を煽るような台が当時は沢山ありました。中でもミリオンゴッドは人気が高く、どの台もいつも満席状態でした。

この台で私はゴッド図柄を何度も引き、5万枚以上のコインを獲得し、100枚以上の万札を手にすることになったのです。この日の感動というのは脳裏に強く焼き付けられてしまいました。

その後も調子よくスロットで諭吉が面白いように増えていき、もう仕事なんて馬鹿らしくてやってられないと思うほど勝ちを続けていました。こんなにスロットが面白いと思ったのは初めてでした。

スロットは簡単に稼げると勘違いしていた

その日以来、毎日のようにミリオンゴッドを打ち、ゴッド揃いの快感に浸っていました。この台がある限り、お金は無限に増えていく!とすら思っていたのです。

確かに当時も、スロットで食べている人はいました。スロットで稼げている人の共通点は、資金管理がしっかりと出来ている人です。

勝っている時はいいのですが、ギャンブルなのでどうしても負けてしまうことがあります。負けた時にどう立ち回るかがスロットで稼げる人と、負けている人の大きな違いです。勝ち額は最大限に、負け額は最小限にするのが稼ぐ人の考え方です。

そういうことも分からず"楽しい"、"稼げる"だけでスロットをしていた私は、そう何度も勝てるわけもなく、徐々に負けが続いていきました。でも頭では「まだまだ取り返せる」、「一撃で数万枚出せば勝てる」と思って打ち続けていました。

しかし、そう思えば思うほど負け込んでしまい、結局は勝った100万もの大金がものの数週間で無くなってしまったのです。

100万が短期間で無くなるのって今思えばどうかしてますよね。負けてくると貯金を切り崩してパチスロにつぎ込んでしまいます。たまに大勝すると更に勝ちたくなり、またパチスロを打ってしまい、そして負けてしまうという完全な悪循環に陥っていました。

負けると悔しくて取り戻したくなるのが人間の心理

負けてしまうとお金が惜しくなるのが人間です。とにかく負けてしまったお金は何が何でも取り返したいという心理になってしまうものです。

しかし…そう思えば思うほどお金を取り戻すどころか、負け続けてしまいます。ギャンブルというのは怖いもので、取り戻そうとする気持ちがあると勝てないんですよね。

そして負け続けていると、金銭的にも、精神的にも追い詰められてしまいます。特にスロットのことが詳しかった訳ではありませんでした。これはギャンブル全般に言えることですが、運だけで勝っている人はいづれは勝てなくなります。

自分の中で投資金額や攻め時、止め時を決めていない人、資金管理が出来ていない人はギャンブルでは継続的、永続的には勝てません。もちろん運の要素も多々ありますが、最終的には運頼みでは絶対に勝てない仕組みになっています。

おにぎり1個も買えないくらいお金に困窮

スロットで負けると貯金を切り崩していくことになります。それでも足らなくなると手軽にお金を借りれる消費者金融を利用するようになります。消費者金融数社に限度額いっぱいまで借りてしまうと近い将来、必ず首が回らなくなります。

その日の生活費もなくなり、食べることにも困る日もありました。コンビニのおにぎり一個を買えないほど困窮することになりました。

みなさんは水道が止まったことがありますか?ガス、電気、そして最後に止められてしまうのが水道なのですが、私は水道までも止められてしまった経験があります。この時にはもう死を覚悟するくらいヤバい状況でした。

お金で友達を沢山失いました

給料が入るまでは、明日の生活費を確保するのが先決で、友人からよくお金を工面してもらっていました。でもやっぱりお金の貸し借りは関係性を悪くしていきます。徐々に友人との距離も疎遠になり、誰も貸してくれる人がいなくなったのです。当然の結果ですね。

自分のせいで友達を失ったのに、その時の私は、友人のことを冷たい人だと思っていました。こんなに困っているのに助けてくれない!なんて思っていたのです。

その当時一番親しかった友人から「もう連絡してこないで」と言われたことはとてもショックで今でも鮮明に覚えています。自分が悪いのに当時はそれが分からない若造だったのです。

しかし現実的には生きるか死ぬかの外際でした。それを何とかしようと、最後は闇金融に手を出してしまうのです。極限状態に陥ると、冷静な判断なんて出来ないし、闇金融ですら助舟に思えてきます。闇金融に手を出したら最後、返済するすべはありません。全てを失ってしまいます。

闇金融のとても怖い実態

闇金融とは?

通常、貸金業を営む場合には国、都道府県に貸金業の登録が必要になってくるのですが、多くの闇金融は登録を行わずに、違法に高金利を取る業者です。

貸金業として正式に登録を済ませている業者の中にも、違法な高金利を取る業者もいます。

人権を無視した深夜の取り立て、職場や家族などへの恫喝も社会問題になっています。

利息制限法を超える違法な金利

お金を貸す時には利息が付くのはみんな知っているとは思います。この利息は「利息制限法」で詳しく定められています。

元本額10万円未満 年利20%まで
元本額100万円未満 年利18%まで
元本額100万円以上 年利15%まで

元本額が高額になればそれだけ年利も厳しく規制されていくのです。当たり前ですが、高額を借りるとそれだけ返済までの期間が長くなります。長くなれば利息を長い期間払わなければいけないので、その分年利も下げられているのです。

出資法と利息制限法のグレーゾーン金利

少し前までには消費者金融に代表される貸金業者は、出資法に基づいたお金の貸出を行っていました。またこの金利が高いこと高いこと…。

出資法による金利上限は29.2%、利息制限法では20%と10%近くの差があったわけです。

お金を貸し出す業者としては出来るだけ儲かりたいと思って出資法による貸し出しを行います。多くの消費者金融はこの出資法による貸し出しでボロ儲けしていたのです。

一方で、お金を借りる人にとっては出来るだけ利息を払いたくないとお金を借りた後に思うわけです。お金を借りる時には利息なんてあまり考えないのが普通の心理です。でもいざ返済が始まると、「これいつになったら払い思わるの?」と現実を見てしまい、絶望することになります。

この利息制限法と出資法の金利の差がグレーゾーン金利で、この差額返済を求める人が2006年から相次ぎました。これまで苦しんでいた人が過払い金返還請求に一筋の光を求めていきました。

グレーゾーン金利の消滅

2006年の最高裁の判決を受け、2010年には出資法の上限金利は20%までと利息制限法と同等になり、グレーゾーン金利は解消されることになりました。

しかしながら、それでも違法にお金を貸し出す業者があとを絶たない状況は依然として続いています。お金を借りたい人がいる限り、お金を違法に貸し出す業者は減らないのです。

トイチ、トニ、トサンとは?

違法な闇金融の利息と言えば、"トイチ"が有名ですね。Vシネマでお馴染みのミナミの帝王の萬田金融ではトイチでの貸し出しをしています。

萬田金融的にはトイチは優良な貸金業だと言っていますが、その背景には、トイチよりも高い金利を払わなければいけない"トニ"、"トサン"の業者が当時はゴロゴロしていたことがあります。

トイチとは、10日で1割の利息を払うことです。100万借りたら10日後には10万の利息を払う必要が出てくるのです。冷静に考えればとても怖い金利ですね。

闇金融で借りる方法

090金融

以前はこの「090金融」が電柱柱、公衆電話など、あちこちにビラが貼られていて、ちゃんと会社を構えるわけでもなく、所在も不明、でもお金は貸してくれるというお金貸しがとても多かったのです。。

銀行でも借りれない、消費者金融ですら借りることが出来ない、いわゆるブラックの人たちが行きつく先はこの090金融なのです。なぜそんな携帯番号だけの金貸しにお金を借りるのか理由は明らかです。

お金が全くないからです。

お金なんて必要ないと言われる方がいますが、このお金、全く無かったら日本では生きていくことが出来ないのです。お米を買うことも、飲み物を買うことすらできなくなります。だから最低限度の生活を営むためには、最低限のお金は必要になってくるのです。

怪しい090金融でも、全くお金がない人にとっては神様です。返せる返せないは別にして、必要な時に直ぐに融資してくれる場所があることで、生き延びられている人が多い事実をもっと認識すべきだし、国、地方公共団体もそういう人に貸し出す制度を作る必要性は十分あります。

スポーツ新聞、ギャンブル誌の金融屋

ギャンブルにのめり込む人はお金の使い方が荒い傾向が強く、ギャンブル誌やスポーツ誌の金融屋に電話しお金を借りようとする人が多くいます。

固定電話が掲載され、店舗も構えているので、一見すると闇金融だとは分からないのですが、実態は融資が困難なブラックを相手に闇でお金を貸す金融屋なのです。通常の金融業務も行っているが、闇貸しをしている悪質な金融屋も多く存在しています。

闇金融の紹介料と高利貸しシステム

紹介料まで取られてしまう

電話をかけると、普通に融資可能か審査をすると言って数十分待たされます。信用機関への照会を行っているかと言えば、照会していない業者がほとんどです。

なぜなら照会することで足が着くことも考えられるからです。そもそも他で断られた人というのは話し方でもブラックかどうか分かるものです。そういった弱者を喰い物にしているのも闇金融がいかに悪質かが分かります。

そして融資が不可能だと一旦は言ってくるのですが、どうしてもって言うなら融資可能な金融屋を紹介すると言ってきます。

紹介料と言っても、融資して欲しい人は最初からお金がないわけで、融資する際に、最初から天引きのように手数料を取られてしまいます。おおよそ融資額の2~3割程度を紹介料で取られてしまいます。

例えば、10万円を融資されるとしたら、手数料で3万円取られ、実際に融資されるのは7万円です。そして、トイチであれば10日後には1割の1万円、トサンであれば3万円の利息を取られてしまいます。もちろんこれは利息だけの支払い額で、元金が減らない限り、永遠と搾取され続けていきます。

最初は小額しか融資してくれない

闇金融と言えども、ちゃんと返済してくれるかどうかを判断して融資をしています。彼らもリスクを最小限にとどめようと最初は小額融資でお金を借りる人の状況を把握しようとしています。お金に困っている人ほど利息を跳ね上げて貸し出しをしていくから達が悪いのです。

小額融資でどんなことがあっても返済してくれると分かれば、徐々に融資額を上げてきます。上げると言っても債務者が最終的に返せなくなるのが分かっているので、大口での融資は絶対にしてきません。また、融資する際には振込が基本で、直接会って手渡しすることは稀です。逮捕されるリスクを考えているのです。

闇金融の取り立て

融資時に家族、親戚の所在を全て書かされる

お金を借りる時には職業や年収を書く欄がありますが、闇金融では家族や親戚の所在地や連絡先まで書かされてしまいます。返済出来なかったり連絡が取れなかった時に、家族や親戚に連絡が行くことを仄めかすことにより絶対に返済しないといけないと思わせる為です。

自分が苦しむ分には納得がいきますが、家族にまで迷惑をかけるのは本意ではありません。だからどんなことをしても返済しなければと強く思うものです。

返済が遅れると怖い恫喝が待っている

闇金融でお金を借りて返済が遅れた時、執拗に恫喝されます。具体的には

  • 深夜だろうとお構いなしの電話や訪問
  • 近所に聞こえるような大声で脅される
  • 家族、親戚にお金を借りてでも返済しろと言われる
  • 腎臓を売ってでも返済しろと言われる
  • 家族を脅すと言ってくる

闇金融が全盛期の頃は、自殺したり一家心中したり、とても悲しいことが知らない所で行われていたのです。それほどまでにこの恫喝は身震いするほど恐ろしいもので、何より自分が情けなくなってしまいます。

借りたお金は返すのが筋であり、当たり前のことですが、闇金融の高利を返済できる多重債務者はほとんどいません。多くのケースで哀しい結末が待っているのです。もっと周りに相談していたら、闇金融にさえ手を出さなければ…。

闇金融からお金を借りて得たもの

絶対に相談に乗ってくれる人が必ずいる

その当時はパチスロにハマってしまい、結果的に闇金融にまで手を出してしまったのですが、今思えば高い授業料を払って貴重な体験をしたなぁと思っています。

別にスロットにハマっていなくても、競馬、競輪、カジノ、株、FXなど他のものにハマっていたのは間違いありません。どうしようもないことを若い頃に経験するのは自分的にはありだと考えています。

ただ、もう一度闇金融に借りろと言われれば断固としてお断りします…。利率がヤバいし、取り立てに遭いたくないからです。

もし今借金で悩んでいるならまずは誰でもいいので話を聞いてくれる人を探すことです。解決の糸口は身近なところにあるものです。

親身になって相談に乗ってくれる人は必ず現れます。諦めないでください。

そして、闇金融には絶対に手を出さないでください。生活を再建する方法は他にもいくらでもあります。

ホームレスは他人事ではない!

厚生労働省の調査によると日本でのホームレスの数は約6,000人と発表しています。実際は隠れホームレスを含めると10,000人以上はいるものと思われます。

私達は当然のように住居を持ち、何不自由のない生活を送っています。「いやいや借金があって生活苦が続いています…」そんな声もあるかもしれません。

しかし考えてみて下さい。借金が出来るというのは住居があり、仕事があり、何よりあなたに信頼がある証拠です。借金が出来るということは観方を変えれば幸せなことなのです。

確かに返済は苦しいものですが、世の中、誰からもお金を借りれない人というのは存在します。ホームレスもその一人です。

ホームレスや浮浪者と聞けば、人生終わった人たちで、自分には全く関係のないことだと多くの方は思いがちですが、何かをきっかけに歯車が狂ってしまい、自分がホームレスになってしまう可能性だって捨てきれないということです。

「明日は我が身」と思ってください。私は闇金融に借りたことで、そのように強く思うようになりました。

もちろんそのようにならない為に、多くの人はお金を稼ぎ、将来の為に貯蓄をしていきます。家族を不憫にさせないようにやりたくもない仕事でも頑張って続けています。

ホームレスも生まれた時からホームレスではないのです。なりたくてなっている人なんてほとんどいません。ならざるを得ない理由があり、その道を選ぶしかなかったのです。

身元を明かしてしまうと自分や元家族に迷惑が掛かってしまうこともあると思いますが、もっとホームレスの人たちが生活を再建出来るような雇用形態を多く作る必要があります。ホームレスだから怠け者じゃないんです。普通の生活に戻りたいと多くの人が願っているのです。

平凡な生活ほど幸せが詰まっている

闇金融でお金を借りて苦しんだことで、他人や社会の冷たさを痛感しました。それと同時に、人の温かさ、家族の大切さ、そして何より平凡な生活ほど幸せが詰まっていると強く実感するようになりました。

高橋ジョージさん、THE 虎舞竜のロードの歌詞に「何でもないような事が 幸せだったと思う 何でもない夜の事 二度とは戻れない夜」ってありますが、ほんとにその通りです。平凡な生活が退屈でつまんないと思ってしまいがちですが、そこにこそ幸せがいっぱい詰まっているのです。

ほんの些細な幸せかもしれませんが、その幸せはあなただけの特権なのです。

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