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北朝鮮はミサイル以上に "特殊部隊" が怖い話。有事の際、自衛隊や警察庁、警視庁はどう立ち向かうのか?

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北朝鮮の脅威は核だけじゃない。総兵力117万人

ミサイルよりも北朝鮮の特殊部隊がヤバいらしい。日本へ入国することも想定され、首都圏を中心に破壊行為を繰り返す恐れがある。もちろん日本の軍隊、自衛隊や首都を守る警視庁特殊部隊SAT等も黙ってはいない。日本の、国家の安全は本当に守られるのであろうか。国民の不安を煽るだけだと、メディア等では公開されていないが、水面下では対策が講じられているのは言うまでもない。

北朝鮮の総兵力は117万人です。そのうち陸、海、空合わせて13万人規模の特殊部隊が確認されています。日本の自衛隊の兵力が13万人くらいですから、それとほぼ同じ規模の特殊部隊を運用しているわけです。
ですから、在韓米軍司令官が毎年、「本当に怖いのは北朝鮮の核兵器ではない。核兵器は抑止力の武器だから使わない。有事の際、実際に使われるのは特殊部隊だ」とアメリカの国会聴聞会で証言しているのです。
陸、海、空に分けられた北朝鮮の特殊部隊は高給で、様々な福祉支援と特別手当があてがわれます。当然、士気も高くなります。だからこそ北朝鮮特殊部隊は、アメリカの特殊部隊であるグリーンベレーやデルタフォース、海軍特殊部隊UDT/SEALチームに比べても遜色のない怖い存在だといわれているのです。
金正恩は、この特殊部隊を使って局地戦を仕掛けてくる可能性があります。北は朝鮮戦争を含め、絶えない対南軍事挑発を繰り返してきました。
「挑発」→「対話」→「対話決裂」→「再挑発」→「対話再開」を繰り返しながら、これまでも国家利益を追求してきたのです。
しかし、北朝鮮は、全面戦争には踏み切らないでしょう。なぜなら、現状では中国の後ろ盾が期待できないからです。そうなると、いまの北朝鮮の国力では難しい。
そこで北朝鮮は、局地戦を仕掛けることで、全面戦争の可能性があることを、ちらつかせながら、アメリカやロシア、中国から利益を引き出そうとするかもしれません。
また、その影響は、日本にも及ぶことが考えられます。私の以前の著作『北朝鮮特殊部隊 白頭山3号作戦』でも書きましたが、日本国内に特殊部隊を潜入させて、港湾施設やガス・石油備蓄施設、送電網などのインフラを破壊するのです。ほかに首都東京の主要な鉄道網や高速道路などを妨害すれば、一瞬にしてパニックになります。そしてもっと恐ろしいのは、原子力発電所の占拠、破壊工作です。
2011年3月の東日本大震災の福島第一原子力発電所の損壊を見ても分かる通り、原発に対して破壊工作が行われると、甚大な被害が出ます。電力関係者の話によると、通常のミサイル攻撃くらいでは壊れないように作られてはいるようですが、軍隊にいた私からすると、警備が非常に手薄なのが気になります。警備員は拳銃すら持っていない一般のガードマンです。
武装した北朝鮮の特殊部隊は、簡単に警備を突破して潜入できます。そして内部から破壊してしまえば、大きな打撃を与えることができます。
また、首都に直結するダムは最も危険です。韓国では軍隊が水源地を守り、外国勢力やテロリストが化学物質や細菌を投入して汚染されないようにしていますが、日本は全く何もしていません。原発よりも狙いやすいといっていいでしょう。出典:Yahooニュース

北朝鮮は核兵器を使用するのか?日本への影響は?

現時点では核兵器を使用する可能性は極めて低い。しかし100%使用しないとも言い切れないところが何とも不気味さが漂っている。
もし、核兵器や大型ミサイルを発射するとなると、日本への影響は必須だ。被害想定がなされてはいないが、被害を受ける可能性は極めて高い。その時どう行動すればいいのか国の見解が聞きたいものだ。
有事の時は刻一刻と迫っている。

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