新社会人、新大学生、海外留学と新たな旅立ちや一人暮らしに胸をときめかせている人もいるのではないでしょうか。
ただ、自分が思い描いている以上に一人暮らしには困難が待ち受けています。
それが〝ホームシック〟です。
ホームシックにかかってしまうと、死ぬほど辛く、その場から逃げ出したくなってしまいます。
その時あなたはどう行動しますか?
誰でもかかるホームシックの原因から対処法まで、いざという時のために備えておく必要があります。
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辛いホームシックとは?本当は怖い一人暮らし
ホームシックになったことがない人からすれば、ホームシックは一時的な寂しい感情だと思われがちです。
しかし、実際には短期間で克服するのは難しく、予想だにしない想像を絶する試練が待ち受けているのです。
ここではホームシックの実態に迫ります。
ホームシックとは?
そもそもホームシックとはどういったものなのでしょうか?
言葉の定義は以下の通りです。
ホームシック[homesick]とは、自分の家族や故郷から遠く離れている者が、それらを異常なほど恋しがる病的状態。懐郷病(かいごうびょう)。
遠く離れた家族がとても恋しくなる状態のことで、家族だけに限らず、地元の親しい友人などと離れ離れになった際にも起こり得る疾患です。
ホームシックの症状
ホームシックにかかってしまうと、自分のことを自分でコントロールできなくなります。
どのような心理状態や実害が出てしまうのでしょうか。
症状①不安感や孤独感
ホームシックで一番多い症状が、極度の不安を感じ、孤独感に襲われることです。
不安や孤独感が強くなると体や心に様々な異変が生じてしまいます。
- 突然、涙が出る
- 眠れなくなる
- 過食症、拒食症になる
- ネガティブ思考になる
- 家に引きこもる
存在意義を失い、日々落ち込んでいきます。
この症状が酷くなると鬱病(うつびょう)に近い状態になってしまいます。
また、当初描いていた憧れの自分と現実の自分とのギャップに強い後悔の念を感じることもあるでしょう。
「何でこんな険しい道を自分は選んでしまったのか…」強い自問自答を繰り返すことになります。
地元を離れて一人暮らしを始めたり、転勤で県外に行くことになるなど、多くの場合、簡単にその状況を回避することが出来ないのもホームシックを悪化させてしまう原因にもなっています。
症状②ストレスでイライラ
ホームシックにかかる人の多くは、一人暮らしをしています。
一人なので誰かと話す機会は、家族と暮らしていた時と比べめっきり減ってしまうのは当然のことです。
話したい時に話が出来ないことで大きなストレスを感じていきます。
急に大声で叫んだり、無意味な独り言が多くなったりすることのもストレスが原因です。
ストレスを抱えることで、イライラするなど感情のコントロールが出来なくなるのもホームシックの特徴だと言えます。
症状③無気力や集中力の低下
精神的に強いダメージを受けやすいホームシックは、仕事や勉強に大きな悪影響を及ぼしていきます。
何事にも前向きになれず無気力状態になったり、集中力を欠き思うように事が進まないなど全てが悪循環に陥ってしまうのです。
「こんなはずじゃなかった…」全く前進出来ていない自分が本当に嫌になるんですよね。
ホームシックになりやすい人の特徴
ホームシックは誰でもかかる可能性がある病気ですが、人によって度合いは大小さまざまです。
どんな人がホームシックになりやすい人なのでしょうか。
ホームシックになりやすい人の特徴を見ていくことにします。
特徴1.家族が大好き
幼い頃から衣食住を共にするのが家族で、本来、一番安らげる場所であるのは言うまでもありません。
家族の良い所は、辛い時は共に痛みを分け合い、楽しい時は喜びを分かち合うことが出来る存在であることです。
一人では決して味わえない家族の暖かさがそこにはあります。
何気ない家族との会話、生活音、全てがどれだけ幸せなことか一人になって初めて分かるものです。
家族が大好きで家族と一緒にいることが心地良いと感じている人が一人暮らしを始めてしまうと必然的にホームシックになってしまいます。
家族の暖かさを知っているからこそ、一人の辛さをより一層感じてしまうのです。
特徴2.他人任せな性格
どちらかと言うと、自分に甘い人はホームシックになりやすい傾向があります。
他人任せな人とは、「自分がしなくても誰かがしてくれるだろう」「自分ではできないからあの人にお願いしよう」などと、人頼みになってしまう人のことです。
そのような人は、いざ自分しかいない状況になってしまうと、何も出来ず悪戦苦闘することになります。
特に一人暮らしの生活では、自分がしなければ誰もしてくれないため、簡単にくじけてしまい不安や孤独に襲われてしまうのです。
どんな場面でも、自分で考え行動する人になりたいものですね。
特徴3.環境の変化に弱い
幼少期からずっと同じ場所で暮らしている人や県外から出ることが少ない人はホームシックにかかりやすく注意が必要です。
引っ越しの経験がなく、仕事も地元で働けるところばかりを探している人は著しい環境の変化に弱く、すぐに挫折してしまいます。
逆に、小さい頃から親の仕事の都合で引っ越しばかりしている人は違った環境に適応するのも早く、ホームシックにかかりにくいのです。
「可愛い子には旅をさせよ」のことわざにあるように、思い切って親元を離れて他県で働くなどすることは人生経験としては絶対に必要なことなのです。
特徴4.友達が少ない
人と関わることが苦手な人、コミュニケーションを取ることが不得意な人は中々友達を作ることができずホームシックに陥ってしまいます。
元々友人が少ない人は人と接することが苦手な人で、新しい環境になっても友達を簡単に作れません。
話相手がいないことがホームシックの一つの原因と考えられるため、友人が少ないとどうしてもホームシックになる確率は上がってしまいます。
確かに友人と言っても、親しい友人から表面上付き合っているだけの友人まで様々ですが、友達がたくさんできないことには親友を見つけるのも困難になります。
そういう意味でも人と接することがどれだけ大切なのか分かりますね。
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状況別ホームシックの原因と対処法、克服法
ホームシックは色んな場面で起こり得ますが、ここでは最も起こり得る4つの状況を考え、具体的な解決策をお伝えしていきます。
今現在、ホームシックにかかっている人にも、未然に防ぎたい人にも十分参考になるはずです。
社会人のホームシック対処法
新社会人の人に多いのですが、何もかも初めての経験で仕事にも慣れない時期はどうしても不安な気持ちは膨らんでいきます。
家族と一緒に暮らしていれば、仕事から疲れて帰っても気を紛らわすことも出来ますが、一人暮らしだとそうもいきません。
家に帰っても誰と話すわけでもなく連日のように「仕事を辞めたい…」「実家に帰りたい…」と考えてしまいホームシックが酷くなる人もいます。
どのような方法でホームシックを乗り切ればいいのでしょうか。
仕事に真剣に取り組む
社会人の良いところは、仕事に没頭できる環境があることです。
仕事に真剣に取り組むことでホームシックに一時的にかかってしまっても直ぐに脱却することが出来ます。
正社員や派遣社員、契約社員、アルバイト、パートなどに関係なく、社会人であれば自分が与えられた仕事に責任と誇りを持って取り組むのは当然のことです。
給料や時給が低いからといって適当に仕事をしていたのでは生産性も上がらず、やりがいも感じることは出来ません。何より真剣に仕事をしている人に大変失礼です。
そして、仕事への姿勢というのは周囲から見られていないようで意外に見られています。
適当に仕事をしていれば周りはそういう人間だと判断していきます。逆に、真剣に取り組んでいる人には味方が必ず付いてきます。
仕事と真剣に向き合うことで良い仲間が寄ってきてホームシックは次第に改善されていくのです。
良い上司、良い同僚を見つける
仕事をしていく中で、「この上司には付いていきたい」「この同僚とは考え方が同じだ」と感じることはあると思います。
そういう人とは一生ものの付き合いが出来るので、その出会いは大切にしていってください。
仕事で分からないことを聞いたり、思い悩んでいることを話すことで、相手も本気で応えてくれるはずです。
食事を共にしたり、プライベートでも付き合ったりすることで仕事以外でも孤独を感じることは少なくなります。
良い上司、同僚を見つけることが出来れば、仕事が楽しくなるし、ホームシックのことなんていつの間にか頭にはなくなってしまいます。
社会人のホームシック克服法
- 仕事に真剣に取り組む
- 良い上司、良い同僚を見つける
大学生のホームシック対処法
新大学生の半数くらいは地元を離れ一人暮らし、下宿生活をスタートすることになります。
家族と暮らしている時とは比べものにならないくらいに、自由度は高いのですが、その分、不安や寂しさは計り知れないものがあります。
学生の本分は勉学に勤しむことなのですが、ホームシックになってしまうと、その本分さえ忘れてしまうくらいに辛い日々を過ごすことになります。
せっかく勉強して大学に入り新生活が始まったのに、目標半ばにして中退してしまうことも珍しくありません。
どのようにホームシックを軽減していけばいいのでしょうか。
実家に帰ってゆっくりする
一人暮らしの寂しさを和らげてくれる存在が、地元の親友や家族です。
誰もいない部屋に一人でいる時、電話で話すことでつかの間の安らぎを感じることもあるでしょう。
でも、電話では根本的にホームシックを解消することは出来ません。一時しのぎでしかありません。
ホームシックは時間が解決することもありますが、それまでは長期休暇を利用するなどし実家に帰ることで精神的にも安定します。
家族と水入らずの時間を過ごすのもいいし、親友と久しぶりに遊ぶのもとても良いリフレッシュになります。
「自分が成長できるまで地元には帰らないぞ!」なんて強がる必要もなく、適度に地元に帰ることで次第にホームシックは解消されていくものです。
仕事、アルバイトをする
大学でホームシックにかかる原因の一つに友人関係を挙げることが出来ます。
高校時代と比べ大学内で知り合った友人とはとても親しい親友と呼べる関係を築くのは容易なことではありません。
本気でぶつかり合い感情高ぶる血気盛んな高校の頃とは違い、大学生になると表向き誰とでも上手く付き合うことが出来るようになります。それが返ってあだとなるのです。
大学生活は思っていたほど楽しいものではなく、サークルに入っても表面上の付き合いが多くつまらないと感じることも多くあります。
そんな時は、アルバイトを始めてみるのもいいでしょう。
大学に4年から6年在籍し卒業すれば早かれ遅かれ就職しなければいけません。
社会人になる前に仕事を経験しておくことはのちのち必ずプラスとなって返ってきます。
大学生、特に文系の学生は自由な時間がとても多くあり、ホームシックにかかる可能性を高めてしまう要因にもなっています。
本分の勉強に影響しない程度にフルで働くことで暇な時間を作らないのもホームシックの対策としては有効な手段です。
仕事をすることで対価を受けとることも出来るし、何より大学内の友達よりも仕事上での友達の方が結びつきは強いものがあります。
恋人を作る
家族の次に安らげる場所が恋人の存在ではないでしょうか。
高校の頃に恋人がいなかった人でも、大学に入ったら勉強だけじゃなく恋愛もしてみたいなんて考えてしまいますよね。
ただ、高校時代と比べ恋人が出来る確率は上がりますが、恋人が出来ない人もいることをお忘れなく…。
いくら待っていても相手から告白されるようなことは非常に稀なことです。
大学のコンパに参加したり、大学以外でも合コンをしたりと積極的に数多く自分で行動を起こさなければ恋愛なんて簡単に始まるものではありません。
最近ではSNSの発達で異性との出会いも手軽にはなりましたが、ネットでの出会いも最終的には積極的なアプローチは必須です。
何度失恋したって良いんです。自分が行動を起こすことに大きな意味があるのです。
恋人が出来ればホームシックで苦しんでいた日々が過去の笑い話になります。ぜひ大学生のうちにたくさんの恋愛を経験してくださいね。
大学生のホームシック克服法
- 実家に帰ってゆっくりする
- 仕事、アルバイトをする
- 恋人を作る
留学生のホームシック対処法
海外に留学すると言葉の壁や文化の違いから90%以上の人がホームシックになってしまうのが現状です。
実際、英語を学ぶために海外留学したのに、全くしゃべれず帰国したという話もよく聞きます。
留学する目的は人それぞれですが、何かを得るため留学するわけで、ホームシックになり自宅に引きこもり、何も得られないようではもったいないですよね。
どのようにホームシックを改善していけばいいのでしょうか。
泣きたい時は思いっきり泣く
ホームシックになると自分のことが情けなく感じ、泣きたくなることもよくあります。
本来の目的の半分も果たせていないことに「自分は何をしているんだ…」と自己嫌悪に陥ってしまうのです。
そんな時は人目もはばからず大声で泣きたいだけ泣いてください。
いくつになっても泣きたくなることは誰でもあります。
感情は抑えずに時には発散することも必要なことなのです。
現地で日本人と交流する
海外留学は簡単に帰国できないことからホームシックになると中々抜け出せず一人で思い悩んでしまいがちです。
留学するからには現地の人と交流しなければ意味がないと自分を追い込んでしまい、更に症状を悪化させてしまいます。
そんな時は、現地で日本人と交流してみてください。不安や焦りも随分と和らぎますよ。
同じような体験をした日本人と話をしていると「みんな悩んでいたんだ」と客観的に自分の置かれている状況を見ることも出来ます。
決して焦る必要はないのです。海外留学は行くだけでも自分を成長させてくれるのですから。
カウンセラーに相談する
海外でホームシックになってしまうと自宅に引きこもり外へ出る機会がめっきり少なくなってしまいます。現地の人と交流したくないとさえ思うことも出てきます。
その時は迷わずカウンセラーを利用するようにしていきましょう。
海外留学をサポートしてくれた会社にまず相談し、現地のカウンセラーを紹介してもらいます。
自分が今どんなことで悩んでいるのか、今の生活で不便に思っていることは何なのか、包み隠さず話をしていくことで、意外に簡単に解決することもあります。
何より人に話をすることで気持ちが楽になるのでぜひ活用してみてくださいね。
留学生のホームシック克服法
- 泣きたい時は思いっきり泣く
- 現地で日本人と交流する
- カウンセラーに相談する
主婦のホームシック対処法
これから結婚し専業主婦になる女性もいるかもしれません。
これまで実家で暮らしていた、働いていた女性にとっては生活が180度変わる結婚ですが、「実家に帰りたい」いわゆるホームシックになってしまうこともあります。
特に実家でずっと暮らしていた女性にとっては、どれだけ家族の存在が大きかったか実感してしまうこともあるのではないでしょうか。
旦那さんと一緒にいる時間はとても愛おしい時間なのですが、いざ一人になると…。
結婚生活は楽しいことばかりだと思っていたのに、一人の時間がとても憂鬱になるとは想像もしていなかったかもしれません。
それだけあなたが〝良い家庭〟で育ってきた証拠です。これからはその〝良い家庭〟を二人で築いていく番です。
そのためにどのように結婚生活を改善していけばいいのでしょうか。
実家に定期的に帰る
結婚したからといって実家に帰ってはいけないというルールなんて存在しません。
一人でいるのが辛いと感じるようなら、時々は実家に帰ってリフレッシュするのも結婚を長続きさせるコツでもあるのです。
実家に帰ると旦那さんに伝えると「俺のことが嫌いになった?」と言われあまり良い顔をしないかもしれませんが、そこは全力で否定し、理由をしっかりと伝えてあげてください。
結婚したのに実家に帰るのは申し訳ない気持ちになるとは思いますが、そこはこれからの二人の結婚生活をよりよいものにするための手段だと思ってください。
どうしてもパートナーに理解してもらえないのであれば、「離婚も考えてます」と真剣に伝えてみて下さい。
愛されているなら今の状況を分かってもらえるはずです。
趣味を始める
家のことで忙しくあまり時間が取れないこともありますが、あえて趣味の時間を作ることでホームシックを改善できることもあります。
自分がやりたいこと、やってみたいことをやることで、一人で思い悩む時間が少し解消されていきます。
また、特にやりたいことがないという人は、趣味と言う枠にとらわれず興味のあることをやればいいのです。
漫画を読むのが好きなら漫画を読む、映画を見るのが好きなら映画を見るのでも良いのです。自分が好きなことをやっている時は時間を忘れてしまうものです。
パートを始める
旦那さんの稼ぎだけで生活できる人でも、働きに出ることで人とのつながりが出来て結婚生活にメリハリも生まれてきます。
人は大勢の人と繋がることで安心を得ることが出来るのです。
結婚前までフルで働いていた女性なら働くことの楽しさも分かっていると思います。
結婚したら専業主婦になるように言われていたとしても、二人でしっかり話合ってお互いが妥協できる範囲で働いていくことはとても意味のあることなのです。
主婦のホームシック克服法
- 実家に定期的に帰る
- 趣味を始める
- パートを始める
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ホームシックへの対処法まとめ
ホームシックになりやすい人の特徴や、社会人、大学生、留学生、主婦の人のホームシック改善法をお伝えしていきました。
一つ言えることは、ホームシックにかかるということは、それだけこれまで家族に愛されていた証なのです。
そのことを誇りに思い、これからの新たなステージに臆することなく思いっきり飛び込んでみて下さい。
少なくとも後悔はしないはずです。
あなたが少しでも今の困難な状況を脱し、明るい明日がくることを願っています。