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生活

アマゾンの代引き詐欺に注意!被害にあわない為の対処方法。

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最近増えてきているのが送り付け商法なる代引き詐欺です。

「Amazonから何か来てるぞ♪」警戒心なく代引きで支払うと、実は家族の誰も注文していなかった…詐欺だったとあとで気づいても、すでに手遅れです。

代引き詐欺に遭う前にやるべきこと、そしてもし実被害に遭ってしまった場合に取り得る方法を紹介していきます。

ちなみに、箱の中には100均で売ってるような靴下やどうでもいいよなチープな物が入っています。空の場合もあります…。

送り付け、代引き詐欺の実態

送り付け詐欺とはどのような詐欺なのでしょうか。

「そんな詐欺が流行ってんだ?」多くの人は他人ごとだと思っていますが、いつ自分の身に降りかかってくるか分かりません。

代引き詐欺のことを知っていれば、いざと言う時に冷静に対処できるものです。

送り付け(代引き)詐欺とは?

代引き詐欺とは、特定または不特定多数の人に送り付け、代引きでお金を騙し取る手口です。

頼んでもいない出前が届く嫌がらせは昔からありましたが、更に悪質で許されないのがこの代引き詐欺で、実際にお金の被害が発生してしまいます。

しかも、被害額は少額で3,000円前後と誰でも払えるような額であるため、躊躇することなく支払ってしまうのです。

少額とは言え、トータルで見ればその被害額は数億円規模にのぼることが簡単に予想できます。

送り主の特定は困難

運送会社の送り状には送り主の住所や電話番号が記載されていることもありますが、ほとんどこれは架空の住所です。

あるいは、全く関係のない第三者の住所だったりするわけです。

さらに、振り込まれる銀行口座も他人名義の口座を使っていることもあり、犯人の特定は極めて困難です。

良く考えてみてください。直ぐに捕まるようなことを犯人がするわけないですよね?巧妙かつ大胆な手口が代引き詐欺の特徴でもあるのです。

振り込み詐欺、押し貸しも同様

代引き詐欺と似ている詐欺に「押し貸し」があります。

押し貸しとは、他人の銀行口座に入金し、後日、元金とは別に高額な利息を請求するヤミ金融の詐欺行為です。

もし見知らぬ人から入金があった場合は、使用せずに直ぐに警察に連絡するようにしていきましょう。

アマゾンから身に覚えのない商品が届いた時の対処法

代引き詐欺で今最も多いのが偽アマゾンからの代引き詐欺です。

誰でも一度や二度、アマゾンからネットショッピングをしたことがあるのではないでしょうか。

信頼できるAmazonが信頼できないのは非常に悲しいことですね。

ここでは対処方法を詳しく解説していきます。

アマゾンに購入履歴があるか確認

送られて来た商品の箱や送り状の送り主を見ると、アマゾンのロゴが記載されているのでパッと見では偽物だと気づきません。

[実際の写真]

年配の方や情報弱者では絶対に引っかかってしまいます。

対処法として、一番手っ取り早いのがアマゾンに問い合わせて、購入履歴の有無を確認することです。

アマゾンのホームページを見ると、カスタマーセンター(ヘルプデスク)の電話番号が見つかりにくいので載せておきますね。

アマゾンカスタマーセンター
☎0120-999-373

しかし、家族が注文している場合は家族の注文履歴はプライベート情報になるので教えてもらうことは出来ません。

もし伝票番号が分かればその番号を伝え、アマゾンから商品を発送しているかどうかの確認をしていってください。発送の有無は教えてもらえるはずです。

まずは、家族で話合いをして、ネットショッピングなどを利用した場合は必ず伝言するように伝えておくことが大切です。

アマゾンの商品はクレジット払いにする

一度代引き詐欺に遭いそうになった時にアマゾンのヘルプデスクから教えてもらったのですが、商品購入はクレジットカード払いにするよう勧められました。

クレジット払いにしていれば代引き詐欺に引っかかる可能性は極めて低く、「代引き払いにはしてないけど…詐欺かも」と冷静に判断することも出来ます。

クレジット払いのメリットは代引き手数料が不要で、カードのポイントも貯まることです。

もし、今クレジットカードを使っていない人は絶対に役に立つので一枚くらいはカードを作ることをおすすめします。

身に覚えのない代引き商品は受け取り拒否が可能

突然の運送会社の訪問に言われるがまま代金を支払ってしまう、騙されてしまうのは仕方のないことです。

でも、実は運送会社の代引き商品は受け取り拒否をすることが出来るのです。

その商品が注文した商品ではないと確定していなくても一旦持って帰ってもらうことが可能なのです。

一度冷静に色々調べてみて注文していれば再度持ってきてもらえばいいだけの話です。

運送会社もこの手の詐欺はある程度把握しているので、特に運送会社とのトラブルなどないので安心して拒否してくださいね。

もし商品を開けてしまった、支払ってしまった時の対処法

事前に詐欺だと判明し、受け取り拒否をすればいいのですが、もしも代引きでお金を払ってしまった場合や商品の箱を開けてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。

商品の箱を開けてしまったり、商品を使用してしまうと「了承してしまった」ことになってしまうので非常に手続も面倒になってきます。

まずは直ぐに運送会社に電話連絡してください。その上で、運動会社からどうしたらいいのか指示があります。

運送会社は商品を運搬したらそれだけで本来の目的は果たしているわけなのであとは自分で対処するよう言われることもあります。

その場合、直ぐにお金を返してもらうことは無理なので、警察に被害届を出した上で弁護士などの法律家に相談していってください。

実際のところ、数千円の被害で弁護士に相談するのは費用対効果としては適切な対応法だとは言えないのが痛い所です。

そんな時は無料の独立行政法人の国民生活センターに相談するのが一番です。

国民生活センター
☎188(局番なし)

局番無しで電話すると、最寄りの国民生活センターを教えてもらえますよ。

ただし、お金が返ってくることを期待しない方がいいです。少し高い授業料を払ったと思い、次に被害に遭わないようにどう対応していくのかの方が重要です。

一度支払いをしてしまうと、騙されやすいリストに登録されるとも言われているので引き続き警戒してくださいね。

嫌がらせが続くようなら警察へ一度相談

代引き詐欺の被害に遭った人も、遭いそうになった人も、一度警察に相談することをおすすめします。

「警察に相談しても…」と考える人も多いですよね。でも、警察に相談することでもし被害が拡大した時に直ぐに動いてもらうことが出来ます。

確かに、警察に犯人を直ぐに特定してもらうのは現実問題、難しいです。1日数千件と発生する事件の中でも優先順位はどうしても低い案件です。

しかし、今の世の中いつなんどき怖いことが起きるか予測するのは困難です。被害が軽い段階で警察に相談しておくことの意味はとても大きいと言えます。

また、一つの小さな被害でも複数の人が同じような被害を被っていたら、警察も本格的に操作に乗り出さざる得えない状況になります。

あなたの小さな訴えが、代引き被害の撲滅を促していくのです。

警察に相談するのは多少なりとも抵抗がありますが、困っていること、不安に思っていることは話をしてください。どんな相談でも親身になってくれ聞いてくれますよ。

代引き詐欺の対処法まとめ

代引き詐欺に引っかからない事前対策は…

  • 商品はクレジット払いにする
  • 不審な商品は受け取り拒否

支払いをしてしまった場合は…

  • 警察に被害届を出す
  • 弁護士に相談
  • 国民生活センターに相談
  • 警察に相談

代引き詐欺は無視していれば基本的に問題にはなりませんが、被害者が拡大する恐れもあります。

あなたの訴えが被害縮小へと繋がっていくのです。

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