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はちみつで乳児ボツリヌス症にかかり死亡のニュース
何ともショッキングなニュースが飛び込んできた。
離乳食の食材、はちみつが原因で幼児が死亡した。
赤ちゃんに与える食材には注意が必要です。大人とは違いますから。
東京都は4月7日、足立区内の生後6カ月の男児が3月30日、蜂蜜に含まれていたボツリヌス菌が原因の「乳児ボツリヌス症」で死亡したと発表した。
都によると、統計で確認できた1986年以降、乳児ボツリヌス症での死亡例は全国で初めてとのこと。
都によれば、男児は2月16日から咳などを発症。20日に痙攣と呼吸不全で救急搬送され、入院。28日に乳児ボツリヌス症と診断され、3月30日に死亡した。
男児の便と自宅にあった蜂蜜からボツリヌス菌が検出されたという。
家族は発症の約1カ月前から、離乳食として蜂蜜を混ぜたジュースを一日2回ほど飲ませていた。蜂蜜は乳児ボツリヌス症の原因になる可能性があり、容器のラベルなどで1歳未満の乳児に摂取させないよう注意されていた食品だが、家族は「知らなかった」と話しているという。
乳児ボツリヌス症は同菌の繁殖を抑える腸内細菌が十分にない1歳未満の乳児が発症するとされ、原因食品の大半は蜂蜜。都は1歳未満の子どもに蜂蜜を与えないよう呼びかけている。
この報道をうけ、料理レシピサイト「クックパッド」に非難の声が上がった。
「離乳食 蜂蜜」とGoogleで検索をすると、クックパッドが上位にあがる。サイト内で「離乳食 蜂蜜」のキーワードで検索すると、ヒットするレシピは147件(2017年4月8日時点)。
これらは一般ユーザーがレシピを投稿したものだ。
不正確な医療記事を掲載して炎上したDeNAの「WELQ」(現在は閉鎖)に絡め、「同程度に問題なのでは?」と指摘する声や「殺人サイト『クックパッド』」など過激なものも見られる。
注意書きがあるもの、ないものが見られる
では、そのレシピ内容はどうなのか。「蜂蜜 離乳食」で検索した際の人気ランキング1位の「離乳食 完了期~ きな粉はちみつ湯」を見る。
そこには「蜂蜜は一歳未満のお子さんには控えてください」と注意書きがある。
3位の「バナナきな粉蒸しパン」には材料にはちみつが推奨されているが、「はちみつは1歳過ぎてから使ってます」とだけある。注意書きのようなものは見られなかった。
レシピ投稿者は「長女は離乳食を全く食べませんでしたが、この蒸しパンだけは食べました」とコメントしていた。
離乳食の進め方は慎重に!アレルギーに注意(離乳食 初期、中期、後期)
離乳食を与える時の注意点
今は市販されている離乳食もたくさんあります。栄養価も高く手軽さが嬉しいですね。
でも経済的なこと、安全性を考えればお母さんが自分で作るのが一番かもしれませんね。
しかし離乳食には十分注意しなければならない事があります。
赤ちゃんは抵抗力が弱く、非常に繊細です。アレルギーを起こしたり時には重篤な症状が出る事があります。
基本は初めての食材は少しづつ様子を見ながら与える。
少しでも赤ちゃんに異変を感じたらすぐに病院に相談しましょう。
そして、食材はしっかりと加熱すること!これは非常に大切です。
食材には色んな菌が付着しています。加熱は殺菌作用があります。
また、食材を調理した時の器具も殺菌ていきましょう。
もう一つ注意しなければならない点があります。
赤ちゃんが食べている時には目を決して離さない事です。
まだ食べることに慣れていない赤ちゃんは何が起こるかわかりません。
温かい目で見守ってあげてくださいね。
離乳食 初期 5か月~6か月
初めてお粥などの食材を口にすることになります。
食べることに慣れさせる時期です。
離乳食といっても主食はミルク。
嫌がるようなら無理に食べさせる必要はありません。
分量は小さじ10杯程度~1日1回が目安です。
離乳食 中期 7か月~8か月
この頃になると離乳食にもだいぶ慣れてくる赤ちゃんもいます。
小さい茶碗の半分くらいまでは食べさせてもいいでしょう。
でも主食はあくまでまだミルクです。
割合はミルク7、離乳食3くらいです。
1日2回与えるようにしていきましょう。
離乳食 後期 9か月~11か月
後期になると離乳食に慣れてくることです。
赤ちゃんから離乳食を求めることもあります。
ミルクと離乳食の割合も半分づつにしていきましょう。
分量は小さな茶碗8分目くらいが目安で1日3回与えても問題ないでしょう。
いかがでしたか?
食べるって行為は人間にとって非常に大切なものです。
食べる事で成長を促し、食べる喜びを覚えていきます。
家族みんなで食べる事で食べる事の本質を教えることも出来るのです。