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怖い病気

絢香さんや本田選手もかかっている甲状腺の病気、難病「バセドウ病」の症状、原因

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ここ最近でバセドウ病を有名にした芸能人、著名人と言えば、歌手の絢香さん、そしてプロサッカー選手の本田圭祐さんです。

でもバセドウ病と言われても、いまいちピンと来ない人の方が多いのではないでしょうか。

ここでは、バセドウ病を患っている有名人をピックアップし病状や今後の活動、そして、バセドウ病について詳しく解説していきます。

バセドウ病で苦しんでいる芸能人、著名人

バセドウ病の別名は「甲状腺機能亢進症」と言います。

バセドウ病の名前の由来は19世紀のドイツの医師、カール・アドルフ・フォン・バセドウによって発見されたことからその名が付いている。

この病気を患っている有名人は公表しない人もいて、意外にもバセドウ病の人が多いことが分かります。

歌手の絢香さんは結婚発表と同時にバセドウ病を公表


絢香さんは自ら結婚発表の場で自らの持病について話をされています。

歌手デビュー当時にはバセドウ病が発覚していて、歌うのも辛い時期があったようです。

この会見を聞いた人たちはバセドウ病に「難病」や「不治の病」のイメージを持ってしまったに違いありません。

なぜなら、あまり世間一般には知られていない病気だからです。

絢香さんと人気俳優の水嶋ヒロさんの会見内容

2009年に二人は揃って結婚発表の記者会見に臨んだのだが、報道陣や視聴者、そしてファンを驚かせたのはそれだけではなかったのです。

水嶋さん……絢香は持病を抱えていて、それを守ってあげたいと本当に思って、そういうのが早い決断になりました。繊細なことなので彼女の口から

絢香さん今、彼が言ったように持病を持っていて。甲状腺のバセドウ病という病気なんですけど、女性の人には多い病気です。デビューして次の年にわかりました。デビューが叶ったということで公表しないでおこうと思って、薬を飲みながらの活動を3年半してきたんですけど。数値が上がってしまうと息切れ、動悸がしてしまう。今も実はあがってしまっていて…。一曲歌うのも息が上がって思いどおりに歌えない。そろそろ持病と向き合っていかなければいけない時期かなと思いました

水嶋さんこの結婚を機に、絢香は今年いっぱい仕事をしてもらって、家庭に入って病気を治しつつ、僕をサポートしてくれると言ってくれました

絢香さん(彼の存在は)もの凄く大きいです。病気としっかり向き合おうと思ったのも、彼と出会ったのが大きいです。(病気を)見ないふりしてやっていたので、それに気付かせてくれたのが大きくて。向き合って完治するように治療すると同時に、多忙な彼なので、家庭に入ってしっかりサポートしていきたいと思っています

水嶋さんは、絢香さんの病病を考慮して、結婚も早い方がいいと思ったのでしょう。ほんとに男として中々出来る決断ではありませんよね。

バセドウ病でリスクを抱えながらの出産を終えた絢香さん

2015年には第一子も誕生しています。

バセドウ病の女性が出産するのは非常にリスクの高いことです。

甲状腺の数値が安定していなければ、身籠っても流産や死産になるケースもあります。そして、母体も危険になることも少なくありません。

今では、ママとしても歌手としても大活躍していますが、そこにはご本人の努力と水嶋さんの支えがあったに違いありませんね。

本田選手はバセドウ病を患っているの?

本田圭祐選手がバセドウ病を患っているという噂が今もなお拡がっています。

自身について病名など一切語ることはありませんが、これには2つの根拠があるようです。

体調不良などの言い訳を表に出すつもりなどサラサラないのが本田圭佑という人間です。だから周囲は心配になるんですよね。

本田選手の目が何かおかしいと心配の声も

本田選手の目の異変が顕著になったのは2015年、ACミランに移籍した後のことです。

会見で話す時の目の動きにも違和感があり腫れてしまった目が、一説によるとレーシック手術の失敗ではないかと囁かれることもありました。

ただ、専門家の意見としては、レーシック手術の失敗であのようなことになるのは考えづらいとのことでした。

以前と比べ、目の大きさも変わり、人相まで変わった印象を受けてしまいます。
そんなことがあっても一切自分自身の弱さを見せない本田選手に、人としての強さを感じてしまうのは私だけではないはずです。

本田選手の首の手術痕はバセドウ病の治療痕なのか?

さらに、本田選手の首には手術をした痕も痛々しく残っているのです。

手術をしたのは2014年のようで、お忍びで大分県にある甲状腺専門医の野口病院で治療をしたとの噂もあります。

明らかに甲状腺がある場所に手術痕があり、しかも目の異変があることから、専門家もバセドウ病の可能性が極めて高いと言っています。

バセドウ病は通常、内服薬にて治していくのが一般的な治療方法です。

しかし、実際には内服薬だけでは数値が安定しないことも多いことから、プロスポーツ選手である本田選手は手術に踏み切ったと考えるとつじつまもあいます。

一説では、契約更改などが影響しているのではと言われていましたが、本田選手自らが決断して手術を行ったことは言うまでもありません。

本田選手が誰よりもプロ意識が強いことを、日本国民なら分かりますよね。これからの本田圭祐にも目が離せませんよ。

バセドウ病の症状、原因、発症確率

ここからバセドウ病について詳しく見ていくことにします。

バセドウ病は何らかの原因をきっかけに、甲状腺の機能が過剰に機能してしまうことで、体全身が異常をきたしてしまう病です。

甲状腺は人間にとって非常に大切な器官で、身体に指令を出す役割を果たしています。

バセドウ病の症状

甲状腺では甲状腺ホルモンが生成されますが、バセドウ病を患うと、このホルモンが多量に生成され各臓器や細胞の新陳代謝を極度に活発化させていきます。

それにより様々な症状が出てくるのです。

主な症状は以下の通りです。

  • 動悸や息切れ 、頻脈
  • 首が太くなる
  • 暑がる
  • 手が震える
  • 異常な汗をかく
  • 疲れやすくなる
  • 食欲は増加するが体重は減少する
  • イライラすることが多い
  • 便の回数が多くなる
  • 集中力がなくなる
  • 記憶力が低くなる
  • 眼球異常

簡単に言えば、全力で24時間走り続けているようなものです。

常に脈拍数120前後は当たり前で、疲れやすくなり精神的にも追い詰められる人も中にはいます。

それだけ全身が悲鳴を上げているということです。

また、本田圭祐さんのように、患者の約3割が眼球突出など目の異常が現れるのも大きな特徴です。

バセドウ病の発症率と女性の発症率が高い原因

バセドウ病は女性に多い自己免疫疾患の一つで、20~30歳代の若い女性に多い病気です。

1,000人に4、5人の割合でバセドウ病を発症しますが、女性は男性の5倍の発症率になっています。

女性にとって、20~30代は色んな出来事があります。

就職、結婚、出産など何かとストレスも溜まりやすい時期で、それがバセドウ病を発症させる一つの原因とも言われています。確かな原因は未だに分かっていないのです。

また、バセドウ病を患うと子供が産めないと思い込んでしまう女性もいますが、決してそんなことはなく、絢香さんのように無事に元気な赤ちゃんを産むことだって普通に出来ます。

そのためには、適切な治療を継続して行っていく必要があるのです。

バセドウ病は完治するの?治療法は?

色々聞いていると、バセドウ病は不治の病ではないかと思われがちですが、治療法もだいぶ確率されてきました。

以下の3つの治療法があります。

  1. ホルモン量を調整する薬の服用
  2. アイソトープ治療(体の内側から被ばくさせ甲状腺細胞を減らす)
  3. 手術(甲状腺の一部、もしくは全部を切除)

❶薬の服用

初期に用いられる治療は薬の服用です。

約3年を目途に治療を継続していき回復が見込めなければ他の治療法も考えていきます。

薬の服用は、薬さえ飲めば甲状腺ホルモンを調整することが出来ますが、人によっては完治しにくい治療法です。

❷アイソトープ治療

アイソトープ治療は放射性ヨウ素のカプセルを1回から3回程飲み、甲状腺を小さくしていく治療です。

治療前に食事制限しなければならない事や、被ばくする為数日間は小さい子供、妊婦さんとの接触は制限されてしまいます。

また、ホルモン放出量が安定するまで、薬でホルモン量を調整しなければいけません。

❸甲状腺切除

甲状腺の一部や全部を切除する甲状腺切除術も治療法としてあります。

手術による治療がバセドウ病には一番効果がありますが、逆にホルモンが出なくなるためホルモン量を増やす薬を一生涯飲み続けなければいけません。

また、ホルモン量が低下してしまうと甲状腺の機能低下(橋本病)になることもあるので注意が必要です。

さらに、手術を行うため、どうしても手術痕が残ってしまいます。特に女性なら気になるところですね。

バセドウ病の人の寿命は短いのか?

バセドウ病を患うと、寿命が短くなるという噂がありますが、そんなことはありません。

確かに、バセドウ病でありながら、治療をせず放置していれば、最悪死んでしまうことも十分あり得ます。

しかし、適切な治療を継続して行っている限り、普通に健康な人と同じように生きていくことが出来ます。

一生、この病気と共に生きていかないといけないケースもありますが、症状が安定すれば何も恐れることはない病気です。

病気を軽視せずに、真正面から向き合うことが、この病気には一番大切なことなのです。

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