日焼け止めと言えばこれまで塗るタイプが定番でしたが、時代は移り行くもので最近では「飲む日焼け止め」が流行ってきています。
ただ、ネット上では「飲む日焼け止めは意味ない」「飲む日焼け止めを使ってみたけど効果がほとんどない」と言った口コミをしばしば見かけます。
そこで、飲む日焼け止めの効果がどれくらいあるのか徹底解析してみました。
Contents
飲む日焼け止めの効果
女性も20代後半から30代、40代になってくると肌のシミや肌のたるみと言った肌トラブルで悩まされる人も増えてきます。
一つの原因として紫外線による肌の老化があげられ、年齢を重ねるごとに日焼けによる影響をもろに受けてしまうのです。
対策として、今、日焼け止めは「飲む」タイプが注目を浴びています。
飲む日焼け止めは老化を防ぐ効果が本当にあるのでしょうか?気になるところですね。
飲む日焼け止めとは?
日焼け止めクリームなどの塗るタイプは肌に直接塗っていき、太陽の光に含まれる紫外線を直接ブロックしていきます。
一方、飲むタイプの日焼け止めはカラダの内側から日焼けによるトラブルを防ぐ効果が期待できます。
肌トラブルの原因
そもそも日焼けすることで肌トラブルになるのは、紫外線を大量に浴びることで体内に「活性酸素」が発生してしまうからです。
活性酸素は体内に侵入したウィルスや細菌を攻撃したり、癌細胞を攻撃したりと体の防御作用があり私たちが生きていく為には必要なものです。
ただし、この活性酸素が増えすぎてしまうと様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
お肌に関しては弾力の元になるコラーゲンを破壊してしまい老化を加速させてしまう原因になるのです。
飲む日焼け止めの仕組み
人間のカラダはある程度の活性酸素を除去してくれる作用(抗酸化力)が備わってはいますが、20代後半以降にはその働きが弱まってきます。
30代、40代以降に急激に老け込んでしまう人がいるのはその為です。
それを防ぐには活性酸素を大量に発生させないことが大切で、紫外線対策の為に日中は日焼け止めを塗ったり、日傘や長袖を着ることも当然必要になってきます。
ただ、万全の日焼け対策を行っても目や髪の毛といった部分からも紫外線は吸収されてしまうので目に見える対策だけでは防ぐことが出来ません。
そこで注目されているのが「飲む日焼け止め」です。
飲む日焼け止めには抗酸化力(活性酸素を除去してくれる作用)の高い成分が含まれているので、美肌を保つ効果が期待できます。
従来の日焼け止め対策を行いつつ、飲む日焼け止めを使うことで効果的に紫外線から身を守ることが出来るのです。
飲む日焼け止めの評判
日焼けによる肌トラブルの仕組みを知っている人は飲む日焼け止めを飲み続け長期的な効果を実感しているのですが、知らない人は「飲んでも意味ない」とどうしても思ってしまいます。
塗るタイプの日焼け止めは塗る時と塗らない時の違いを誰でも知っています。
一方で、飲む日焼け止めは目に見える効果を直ぐに実感しにくいため、飲んでもあまり効果が無いと思ってしまいます。飲む日焼け止めサプリは3ヶ月以上は飲み続けないと効果があらわれにくいのも一因です。
年齢にも関係してきますが、やはり通常の日焼け止めクリームに飲む日焼け止めも使うことをおすすめします。
飲む日焼け止めの主成分と種類
飲む日焼け止めサプリは様々なものが発売されていますが、特許を取得している成分は「フェーンブロック」と「ニュートロックスサン」という2種類になります。
海外製のものは主成分にフェーンブロックを、国産のサプリは主成分に「ニュートロックスサン」を使っているところが多くあり、このどちらも天然成分を配合しているので安心感はあります。
フェーンブロック
フェーンブロックとはハーバードメディカルスクールの研究によって発明されたシダ植物から抽出された成分です。「シェードファクター」や「PLエキス」と表記されることもあります。
紫外線を防御する効果だけではなく、抗炎症作用、記憶力の改善、アルツハイマーの治療、自己免疫疾患の治療、心臓病の治療などに対する効果あります。
フェーンブロックは服用後30分という短い時間で効果が発揮されることから、屋外に出る前に飲むようにすると効果的です。
日本の医療機関でも処方されることがある海外製の「ヘリオケア」や日本製の「noUV(ノーブ)」などが有名ですね。
ニュートロックスサン
ニュートロックスサンとはスペインのミギュエル大学のニコル博士とモンテローザ社の共同開発により発明されたシトラス果実とローズマリーから抽出した天然ポリフェノールです。
国産の日焼け止めサプリにはこのニュートロックスサンが含まれていることが多く、紫外線を防御し肌状態を改善する効果が期待できます。
ニュートロックスサンは効果を発揮するまで約24時間かかるため、毎日継続的に飲み続けることで効果を高めることが研究により明らかになっています。
飲む日焼け止めは海外製と日本製どちらがオススメ?
飲む日焼け止めには海外製と日本製のものがありますが、どちらを選ぶかの基準は人それぞれですが、より安全で安心できる商品を選びたいものです。
「フェーンブロック」と「ニュートロックスサン」は特許を取得している成分なのでこれを基準に商品を選ぶのも良いでしょう。
しかし、海外製のものより安心感があるからか、日本製の飲む日焼け止めを飲んでいる人も多いです。
日焼け止めをする目的はやはり美肌になりたいからで、どうせ飲むなら日焼け対策としてだけじゃなく、総合的に美しくなりたいですよね。
様々な有効成分を配合した「マスターホワイト」などがかなり売れています。
日焼け対策サプリにコラーゲンサプリ、そして健康サプリなどなど…色々飲むよりもオールインワンのサプリがやっぱり楽ですからね。
安心感のある日本製の日焼け止めと美肌が1つになったインナー美容サプリも一つの選択肢になるのは間違いありませんね。
飲む日焼け止めの副作用と使ってはいけない人
飲む日焼け止めは薬ではなくサプリメントなので副作用を考える必要はありません。
ただし以下の人は医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
- 4歳以下の子供
- 妊娠中、授乳中の女性
- 持病を抱えている人薬を複数服用している人
まだ臓器の発達が未熟な4歳以下の子供や、妊婦さん、そして何らかの持病を抱えていて色々服薬している人は自己判断せずに必ず医師、薬剤師に相談してから使うようにしてください。
まとめ
日焼け止めはこれまでの「塗る」タイプから「飲む」タイプに時代は変わってきています。
もちろん、従来の日焼け止め対策は必要ですが、さらにカラダの内側から対策をすることで永続的な美を保つことが十分可能です。
日焼け止めサプリを選ぶ基準は特許を取得している「フェーンブロック」と「ニュートロックスサン」の成分が配合されたものを選ぶのもいいでしょう。
また、どうせ飲むなら、美肌効果の高い成分が配合された日本製のものを選ぶ人も増えています。
紫外線対策をしっかりと行い、永続的な美肌を目指してくださいね!